テーマ:終のすみかのつくり方
講師: 建築家 天野 彰さん(高14回)
皆さんは、60年を生き抜いた後の私たちの余命が男性22年、女性28年もあるのをご存知でしょうか。
「なるほど人生は短いのですが、その短い人生の最後の長い老後の生活の送り方がどうも難しいのです。元気な頃は子どもに頼らず、誰の世話にもならない長い人生をいったいどこでどう住むか、あるいは人知れずひっそりと棲(す)むのか。老後の住まいの設計と言っても、実は老前・老中・老後の3段階ありますよ」とその時々にあった“終のすみか“論をわかり易く提唱する天野さんのあったかい家族の目線と現実的な対処のお話です。
7/21NHK総合TV「終のすみかはどこ?新トーキョー人の選択」をご覧になりましたか。
ご出演の天野さんが▽老後の不安と理想の住まい▽団地で実現!平成の大家族▽高齢者の住宅・やすらぎの日々を春風亭小朝、飯島愛、田嶋陽子各氏をリードし共に語り合っておられました。
今回はそのエッセンスを30分でまとめてご披露頂けます。
団塊世代以上はご本人自身が直面する、若年世代会員はご両親の問題として今から講演が楽しみ!!
<講師略歴>
1962年 岡崎高校卒業
1966年 日本大学理工学部・経営工学建築科卒業
1967年 一級建築士事務所アトリエ4A設立
大阪万博で「生活産業館」のプロデュースを始め、建築家集団「日本住改善委員会」を組織し、生活に密着した住まいづくりや、リフォームまでを手がける。「住まいと建築の健康と安全を考える会」を発足、NHK等テレビ番組出演や講演、新聞、雑誌など広く活動している。
通産省産業構造審議委員会、厚生労働省大規模災害救助研究会委員などを歴任するなどその活動は幅広い。
アトリエ4A(http://www.a4a.co.jp/)代表。
主な著書:「家づくり建築家の知恵袋」「家づくり迷ったとき建築家の知恵袋」「新しい二世帯「同居」住宅のつくり方」「夫婦の家」(以上講談社+α新書)「地震から生き延びることは愛」(文藝春秋文春新書)
朝日新聞ニュースサイト「asahi.com」に「天野彰のいい家いい家族」を連載されています。
http://www.asahi.com/housing/
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