サンテミリオン(Saint-Emilion)

2014年6月中旬 HP管理人は米国ロードアイランド州での
シンポジウムに出席し その後 ボストンからパリ経由でボルドーに
向かいました 目的地はそこから北東に35キロいったサンテミリオンです
そこで三泊してから帰国の途についたのですが
ロードアイランドの写真は二年前に紹介しましたので
今回はサンテミリオンでウロウロして撮影した写真をご紹介します
観光に来たわけではありませんので何があるのか???でしたが
歩いてみると なかなか面白かったので
御用とお急ぎで無い方はご覧下さい
(この記事は帰国前のフランスで書いたのですが 搭乗予定の
パリ発22時20分のJAL便は電気系統のトラブルでキャンセルされ
急遽ホテルに向かったバスの運ちゃんが道を間違えたり
翌日のANA便が成田に着陸しようとして悪天候のため
100メートルくらいに降下してから再上昇して
着陸を2回やり直したり まあ 踏んだり蹴ったり状態でした)

サンテミリオンのWikipediaの説明はこちら

ホテルの近くのレストランで夕食です
ドイツ人の友人の子供(ルイス)です 昨年日本に来たので
伊賀の忍者の里に連れて行ったら大喜びでした

3日間とも良い天気でした

夕食会の1シーン

彼らはドイツからやって来ました

左の赤いのは石の形をしたガラスが敷き詰めてあります

レストランの周りはブドウ畑です 延々と続いています

これはどう見てもワインの産地でしょう

Chateau Grand Barrail 4★のホテルに泊まりました
昔の大きな屋敷を改造したようです Chateauを辞書で調べると
シャトー (フランスBordeaux地方のブドウ畑と醸造所をもつ邸宅)
とありました ですからお城ではないようです
あと ドイツ人の友人に聞いたのですがChateauと名前を冠した
ワインはその醸造所所有のブドウ畑で出来たブドウのみを使ったもので
他の業者からブドウを買って混ぜるとChateauという冠が付けられないそうです

ホテルの周辺 とにかくブドウ畑に囲まれています

ここは古い建物のようです

左側の建物には会議室があります

オリーブの木がところどころに植えてあります 少し実が出来てました

この辺りのブドウの育て方は 毎年新しい枝を伸ばして
ブドウを作らせているようです もとの幹は結構太いです

下の方にだけ実を付けさせています

これから何枚もブドウ畑の写真が出てきます
HP管理人もこれだけ沢山のブドウの木を見るのは初めてです

このホテルと特約しているサンテミリオンワインなのでしょうか

こういう所に来ますとセカセカする気が失せそうな...

ホテルの本館です

宿泊料はちょっと高そうです(主催者が払いました)

レンタサイクルがあるのですが 近くの道は歩道が無いので
命がけで乗らなければなりません 裏道やブドウ畑の道はありますが
かなり遠回りしなければなりません

ホテルの食堂への入口です

初日の4時過ぎから砂丘に行くことになってました
バスの車窓からパチリ

ブドウ畑かトウモロコシ畑しか見えません
corn fieldって言ったら 横に座っていたイギリス人に
ああメイズ(maize)ねって言われました
イギリスでコーンと言うと家畜に食べさせる雑穀で小さいものらしいです

Dune du Pylaという名の砂丘で全長2.7 kmだそうです

私は階段を使いました

カナダ人のセレーナは靴を脱いで上がってきます

何とか上まで上がってきました

ドイツ人のトルステンは息子のルイスとハードな登り方で

砂丘の周りは樹海?です

ルイスをパチリ

ここから落ちるとちょっとやばいです
子供が頭から突っ込んでギャーギャー泣いてました
おそらく口の中に砂がタップリ入ったでしょう

セレーナをパチリ

大体の勾配が分かるでしょう

夕食会のレストランに向かっています

浜辺のレストランです

水は結構冷たいようです

白赤2種類のワインが出されました

異国情緒を出そうとパチリ

静かな内海です

こんな感じのレストランでした
夕食にはマグロのたたきが出てきましたよ

翌日は午前中が会議で午後はフリータイムでした
サンテミリオンの町まで4キロくらいということで歩いて行くことに
さて 出発です

ちょいと振り返って

ブドウ畑の端っこにはバラが植えてあることが多かったです

ホテルの近くのワイン屋さんに立ち寄り ワインを買いました

こちらでワインを作っています
昔はホテルと一体だったそうですが 今は別々に商売をしているそうです
赤ワインはGrand Barrailの名で出していました これを6本と
白ワインはサンテミリオンでは売ることが出来ないので
作ってボルドーの業者のラベルで出しているそうで それも6本買いました
クロネコヤマトで6本155ユーロで着払いに出来ます
ワインは12本で230ユーロくらいでした 20%の税金がかかりません

さてお土産の購入を済ませて気軽になったので 村に向かいます

ちょっと振り返りました

ローアングルでブドウ畑を撮影

濃い紫のブドウになるようです

ここは全部幼木にしてあります どれくらいもつのでしょうね?
ドイツ人は60年くらいは作り続けるかなって言ってましたが

とにかく見渡す限りのブドウ畑なのです

並木道が見えますね

向こうにどうもホテルがあるような?

看板を見れば ですけれどね

倉庫かしら?

ここではズッキーニやナスそれに人参などを育てていました
家庭菜園ですね 私も育てているので興味があります

やっと舗装された裏道に辿り着きました

この屋敷でもワインを作っているのでしょうね

何か変な建物が見えてきました

結局なんの建物か分かりませんでしたが

入口の何なのでしょうね?

分岐点に何か立っています

それにしても結構暑くなりまして 水を持たずに出た私は
喉がカラカラになりました

これはお墓があるところです

石の壁が両側にあります 左はお墓です

やっと村の中心部に近づいてきました

塔が見えますね 村のシンボルです 14世紀頃に立てられたとか

この時点ではこれはなんだか分かりませんでした
もと修道院が有ったとこかしら?

これは教会です(12〜15世紀)

中世の家並みという感じですかね

結婚式があるのかも

昔は城壁で囲まれていたそうです

とりあえずこの教会に入ってみます

入口から塔を見たところ

教会の中です

ステンドグラスがありますね

比較的すっきりしたデザインのような気がします

告白所(confession stand)ですね 命にかかわる相談を聞くのは
ちょっと大変ですが 浮気の悩みとか 本人が罪深いことをした
と悔いている話を聞くのは牧師とて興味津々なのでは?

相当高い十字架にキリストがくくられてますね

マリア像ですかね

壁にこのようなのがいくつもありました

中庭には回廊がありました

観光客がガイドの説明に聞き入っています

サンテミリオンで一番有名なMonolithic Churchを見に行きます
石で教会を建てたのでなく 石灰岩を削って地下に教会を作ったのです

右がフランス人のガイドさん フランス語オンリーですので
まるで何を言っているのか分かりません

向こうはすでに教会の一部です 岩を削って作った感じがするでしょう

その上に塔を建てたので(4500トンって書いてありました)
地下で岩が補強されていました

残念ながら教会内は撮影禁止ですので紹介できません

ちょっと滑りやすい石畳の坂を登っていきます

向こうのアーチがあるのは16世紀に建てられた家です

木と石を使って建てられているそうです

反対側から見たところです

これは14世紀に建てられた僧院の跡です

今は売店があって そこで飲み物でも買って休めるようになっています

これは部屋の中だったところですね

昔の壁と門を見に行きました

3つの門のうちの一つです

12〜13世紀に建てられたそうです

ちょっと小さすぎて読めませんね 写真をクリックして拡大して下さい

ちょっと横道がありましたので降りていきました

そこから撮影した門です

石畳です ヨーロッパではよく見かけますね

ちょっと気の利いたお店の前で

左は土産屋さん 特に何も買いませんでした

今日はあまり観光客が居ないようですね

ここは水が湧くところみたいです 昔からあるそうです

この四角い塔は何のために作ったのか分からないそうです
13世紀に建てられたそうですが

塔の前から村を一望できます

何か変でしょ この塔

サンテミリオンから一歩出ました

帰りはますます喉がカラカラになり ホテルの部屋に着くなり
ミニバーからハイネケンを取り出し くはーっと飲み干しました

なんだブドウの木ばかりじゃないか って? そう その通りでした
まあ機会が有れば訪れても良いかな と 思います
1週間後にブダペストに行かなければなりません
(おわり)