2012年 夏の山行(番外編)

首都圏段戸会「山の会」2012年 夏の山行(番外編)の報告

山の会の有志は、東海地方からのメンバーと共同で「番外編」山行を夏に企画しています。今年は7月27日から29日の二泊の行程で北アルプスの北穂高岳を目指しました。
山の会事務局 板谷敏正(高34回)
菅伸介(高35回)

14名のメンバーが上高地に集合し、いざ出発です。ここは標高約1500m。

初日は、かなたの穂高の山々を見ながら川沿いのなだらかな道を歩きます。

奥上高地の横尾に到着、ここで一泊します。

横尾山荘の食事で英気を養います。入浴もできる珍しい山小屋です。

食後は穂高の山を見ながら夕涼み。

空が朱に染まる夕暮れ。これなら翌日の天気は期待できそうです。

二日目は本格的な登り道です。

雪渓を歩いて涸沢に向かいます。

正面に見えるのは奥穂高岳、その右は涸沢岳、さらに右の画面外に目指す北穂高岳が。

標高約2300mの涸沢に到着。ここは氷河によって作られたカール地形です

北穂高岳への急登に備えソフトクリームでエネルギー補給。

ここを登り切ると北穂高です。

ここからは岩のゴロゴロした上り道。

ここは鎖場。慎重に、慎重に。

はしごもあります。

前穂高岳を見ながら一休み。

そして全員登頂成功。北穂高岳3106mです。

二日目の宿泊は山頂近くの北穂高小屋。このビールの味は格別です。

ここの食事も立派。

三日目の朝、霧が晴れて槍ヶ岳の姿がくっきり見えました。

この日は下りとはいえ一日目、二日目の行程を一日で歩くハードな道のり。

ニホンザルの親子の姿になごまされました。

その後全員無事に上高地に到着、充実感と心地良い疲労感を感じながら帰路に着きました。