2011年 夏の山行(番外編)

首都圏段戸会「山の会」2011年 夏の山行(番外編)の報告

山の会の有志は、東海地方からのメンバーと共同で「番外編」山行を夏に企画しています。今年は7月29日から31日の二泊の行程で、北アルプスの唐松岳から五竜岳への縦走を計画しました。
山の会事務局 板谷敏正(高34回)
菅伸介(高35回)

スキー場のリフトを利用して途中まで上り
八方尾根から唐松岳を目指して登山開始
今回の参加者は14名です。

思いがけないほど多くの種類の高山植物の花が見られ
美しさを愛でたり植物の名前を確認する会話が盛り上がります。

夏も残る雪渓のもたらす潤いによって高山植物が育まれます。

徐々に雨が強くなってきました。
ニッコウキスゲの黄色の鮮やかさが目にしみます。

唐松岳頂上近くの山小屋に到着し夕食です。ビールがうまい。

翌朝、唐松岳の登頂に成功! しかし雲の中で周りは何も見えず。

山小屋近くの斜面では見事なコマクサが見られます。

大雨警報、雷注意報が発令されている中、
安全第一で五竜岳への縦走は断念。
山小屋で一日を過ごすことにします。

そして三日目の朝、日の出と共に雲が晴れ上がる気配があり
期待が高まってきました。

ついに、底深い黒部峡谷の向こうに立山、剣岳が姿をあらわしました。

雄大な景色をバックに記念撮影。

前日登頂した唐松岳もきれいに見えました。

下山を開始すると雨が降り出しました。
本当に奇跡のような一瞬の晴れ上がりでした。

下山の途上でライチョウの姿が見られました。

下山後は温泉で汗を流し、恒例の反省会です。
秋の山行は樋江井さんの担当で八ヶ岳へ行くことに決定しました。
新たなメンバーの参加をお待ちしています。