我が国の経済は、世界的な金融危機を発端とする世界の景気後退の影響を受け、外需・内需ともに急速な減速局面に突入しています。経済危機に翻弄される日本経済はこのままどうなってしまうのか?なすべき対策はあるのか? そこで、第15回の段戸フォーラムは、経済分野シンクタンクの第一人者である三菱UFJリサーチ&コンサルティングの門野氏に再登場していただき、未曾有の状況を冷静に分析していただきました。当日は愛知県からの飛び入り参加も含め約40名が会場に集合、同氏の国際的経験と冷静な分析に基づく現状分析と、中長期的な視点に基づく世界経済の先行きやそれに関連する日本経済の構造的な問題点と展望についてわかりやすく解説いただきました。最後は“再生のために”をテーマに、この課題にどう対処するか同氏の見解を説明していただきました。1時間の講演の後は恒例の質疑応答が1時間。時の経過も忘れるほどの熱い討論もかわされたフォーラムとなりました。討論の後はこれも恒例の懇親会で他世代交流の場が広がりました。
文責 板谷 敏正(高34回)
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