2008年12月7日
だんだん冬らしくなり、風は冷たくなってきていましたが、 ぽかぽかと優しい陽射しに恵まれた12月の日曜。 今回は午前10時から 水谷鏡子さんの花の制作室で 第13回段戸華教室が開催されました。
毎年冬のレッスンは「クリスマス関連のデザイン」を 教えていただいています。
今回は、「ドアー飾り」の ガーランドのデザインを教えていただきました。
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ガーランドは「花や葉を長く繋げたもの」という意味で、 リースのような『輪』ではなく 細長い綱のような形に仕上げたものです。
今回のレッスンでは、 『時間をコントロールする』という課題に挑戦しました。 すなわち、制限時間内にきちんと作品を仕上げる、ということです。
そこで、リースよりは短時間で仕上がり、 また、毎年のリースとは趣の違った、
ガーランドに取り組むことになりました。
手早く作成するためには、段取りが重要です。
今回の作成の流れは、 ・実ものの枝の長さを揃え、飾りのドライフルーツなどにワイヤーを通す ・できた小物を、きれいに並べておく ・グリーンを切る ・ベースを作る ・小物を挿す という手順です。
実ものには、 バーゼリア(2種)、サンキライの実、ネズミモチを使用しました。
バーゼリアは10センチぐらいの長さに切り、 実の先端にあるヒゲ状の部分は切り取ります。
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22番ワイヤー(グリーン)を各自10本ぐらい用意し、 勘で半分に切ります。
勘でも、ほぼ半分ぴったりに切ることができるようになるよう、 手と目に意識を集中して取り組みます。
ドライフルーツとして、 オレンジ・リンゴ、パイナップルなどを使用しました。 また、松カサ、シナモン、トウガラシなども使いました。
ドライフルーツは、皮(固いところ)を またぐようにワイヤーを通し、 根元を押さえてしっかりとめます。
松カサは、固いところにワイヤーを入れ、ワイヤーが見えないように取り付けます。
シナモンは、22番ワイヤー(シルバー)に
茶色のテープを巻いたもので、2〜3個ずつまとめます。
ワイヤーを入れることができない、半球状のドライフルーツなどは、 あとで専用の糊(グルー)で貼り付けます。
次に、グリーンを枝から外し、10センチぐらいに切りそろえます。
グリーンとして、コニファー(3種)とヒムロスギを使用しました。
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材料が揃ったら、いよいよベースを作ります。 今回は、サンゴミズキの枝を50センチぐらいに切って、2本を揃えて置き、 細いほうをリールワイヤーで4〜5回まいて土台とします。
まいたほうを利き手側に置き、 この土台に、グリーンをリールワイヤーで固定していきます。 (右利きの場合は、右側からスタートして、 徐々に左のほうへ進んでいきます。)
上・奥・手前の順番に、3回に分けて固定します。 それぞれワイヤーをしっかりと2巻きします。
グリーンは3本ずつ(ヒムロスギはもさもさしているので、2本でも可) きれいなものが上に出るように取り付けていきます。
ワイヤーを引っ張る時に、ガーランドを机の平らな面に しっかりと押し付けるのがポイントです。
こうするとガーランドの裏面が平らになり、 壁にかけたときにぴったりとおさまります。
次に3センチだけずらして、グリーンを同様に取り付けていきます。
バランスを見つつ、実ものの枝も入れていきます。最後までグリーンを取り付けたら、
ワイヤーをループにし、壁に取り付けられるようにします。
そして、上部を5センチぐらいに切りそろえ、切り口をフローラルテープで巻きます。
全体のバランスを見ながら、ドライフルーツや松カサなどを差し込んで飾っていきます。
最後に、ワイヤーの入った豪華なリボンを飾って出来上がりです。
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今回は、昼食会をアトリエの近くのレストランで行うということで、 時間内に作品を仕上げるために、 本当に集中して製作に取り組みました。
レストランに移動したあとは、 わきあいあいと故郷の話や家族の話、仕事の話、 そして総会のことなどについて、 楽しいお話をいろいろとさせていただきました。
水谷さん、本当にありがとうございました。
また、受講生の皆様も お忙しい中参加していただきありがとうございました。
次回の予定はまた、追ってホームページ上でご連絡させていただきます。 どうぞ皆さま、ぜひご参加くださいませ。
文責:高45回 西浦
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